
建替えの窓口
建替えとは更地に家を建てるだけの新築と違い、家を建てる前に古い建物の解体・撤去が必須となる。よって新築よりも工期が長く建築費も嵩む。だが相続した実家の戸建を解体してアパート・マンションを建てたい、両親との同居でバリヤフリーや二世帯住宅を検討したい等、需要は多い。更地は殆ど残っていない都内で、多くの開発業者も建て替え需要の掘り起こしに鎬を削りあっている。
住宅の耐用年数は木造で約30年、鉄骨で約30~50年、鉄筋コンクリートで約40~90年と言われいる。解体に掛かる費用の相場は、木造で坪5~6万円、鉄骨で6~9万円、鉄筋コンクリートだと10万円前後となる。これ以外にも発生した廃材の処分費や庭石や倉庫等の撤去費用が別途掛かるケースもある。自治体によって異なるが、建替え費用に補助金が使える可能性もあるので、役所に出向いて調べておいた方がいい。
主要構造部を残して大部分を造り直すフルリフォームの場合、坪単価50~60万円を要する。建替えの場合は坪単価80~90万円、建築資材が高騰している現在、大手ハウスメーカーは坪単価100~140万円が普通になっいる。高額ではあるが、土地を所有している分、建築費だけで済むから返済計画は立てやすい。弊社のサービスは予算を考慮した上で、希望の建築物を建てるのに最も適した建築会社を斡旋する。団塊の世代の多くが後期高齢者となる2025年以降、大相続時代といわれるほど相続案件が発生する。その証拠に、今年に入ってからちらほら相談者が来店し始めている。相続した物件を右から左に売却するのではなく、思い出の詰まった家を手放さず、投資やら何か他の手段はないのだろうかという相談が多い。
大手ハウスメーカーに中堅デベロッパー、地場の工務店等、提携先は日々増えている。家を建てる、建替えるということは、誰にとっても人生で一番高価な買い物となる。何度も経験することではないから、どの業者を信頼していいかも分からない。ならば長年不動産業に携わっている我々が人肌脱ごうではないかという発想から始まった企画である。交渉人として間に入ることで、契約や施工期間中に起こりえるトラブルの抑止力となる。
このサービスはもちろん無料でやらせてもらっている。正直に言うと契約に至った場合は多少の紹介料をメーカーからいただく事になるが、それだけで十分だ。アパート・マンションを建てるなら、是非相談にいらしてもらいたい。うちは墨田・台東エリアで20年賃貸物件の仲介を生業としてきたから、家賃相場も熟知しているし客付けもスムーズに行う自信がある。いろいろ柵があると思うが、物件が完成した暁には、賃貸管理を是非お任せいただきたい。
