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SUUMOの情報を信じすぎないでください。なぜ死んだ物件が掲載され続けるのか

小西 裕信

筆者 小西 裕信

不動産キャリア1年

SUUMOの情報を信じすぎないでください。なぜ死んだ物件が掲載され続けるのか

SUUMOの情報を信じすぎないでください。
なぜ「死んだ物件」が掲載され続けるのか

ポータルサイトの仕組みを知れば、騙されなくなります

こんにちは!匠エステート押上店です。

「SUUMOで気になる物件を見つけて問い合わせたら、『すでに成約済みです』と言われた」——この経験、一度はありませんか?

実はこれ、偶然や管理ミスではなく、業界の構造的な問題です。今回は不動産会社の内側にいる私たちが、ポータルサイトの「闇」を正直にお伝えします。

この記事でわかること
① なぜ成約済みの物件が掲載され続けるのか、その本当の理由
② 「おとり」と「単純な更新漏れ」の違い
③ ポータルサイトを正しく使うための具体的な方法
④ 問い合わせ前に確認すべきこと

① そもそもなぜ成約済み物件が残るのか

SUUMOやHOME'Sなどのポータルサイトは、不動産会社が物件情報を「掲載申し込み」する仕組みです。掲載した会社が「削除申請」をしない限り、物件は表示され続けます。

  • 理由① 更新が追いついていない繁忙期(2〜3月)は問い合わせ・申し込み・契約が同時多発します。担当者が削除作業をする時間が物理的に取れず、成約後も数日〜1週間掲載されたままになることがあります。
  • 理由② 意図的に残している(おとり広告)人気条件の物件を「釣り」として残し、問い合わせてきた客に別物件を紹介する手口。れっきとした違法行為(宅建業法違反)ですが、なくなりません。
  • 理由③ 掲載料の問題掲載費用は「掲載期間」で課金されるプランが多い。削除すると枠が無駄になるため、意識的に残す会社もあります。
  • 理由④ 担当者の引き継ぎ不足小規模な会社では、担当者が休暇・退職した際の引き継ぎが不十分で、削除漏れが発生します。
⚠️ おとり広告は違法です宅地建物取引業法および不動産の表示に関する公正競争規約により、実際には存在しない・取引できない物件の広告は禁止されています。しかし摘発・処分されるケースは稀で、抑止力が弱いのが現状です。

② 「更新漏れ」と「おとり」を見分ける方法

すべての古い情報が悪意あるものではありません。見分け方を知っておきましょう。

パターン特徴対応
単純な更新漏れ問い合わせ時に素直に「成約済みです、申し訳ありません」と言う。類似物件を紹介してくれる。誠実な対応なら問題なし。別物件を紹介してもらえる
おとり広告「ちょうど今日成約してしまった」「似た物件があります」と別物件に誘導。同じ会社の別物件ばかり紹介される。その会社への問い合わせは慎重に
確認が取れない物件「確認します」と言われ、いつまでも返答がない。または何度聞いても「まだ空いてます」と言う。他の不動産会社に同じ物件を問い合わせる

③ ポータルサイトを正しく使う方法

  • 更新日を確認するSUUMOなどには「情報更新日」が表示されています。1週間以上更新されていない物件は要注意。繁忙期は特に陳腐化が早いです。
  • 複数サイトで同じ物件を検索するSUUMO・HOME'S・アットホームに同じ物件が出ているか確認。複数サイトに掲載されている物件は、それだけ多くの会社が扱っている=まだ空いている可能性が高い。
  • 問い合わせ前にGoogleで物件名を検索マンション名や住所で検索すると、入居者の口コミや過去の掲載情報が出てくることがあります。
  • 電話で「今日現在空いていますか?」と直接確認メールより電話のほうが即答率が高い。「今日現在」という言葉を使うことで、曖昧な回答を防げます。
  • 問い合わせ後の反応速度で会社の質を判断誠実な会社はレスポンスが速い。返信が遅い・回答が曖昧な会社は、物件管理も雑な可能性があります。
匠エステートの姿勢当店では「空室確認が取れた物件のみ」をご案内しています。問い合わせいただいた際は、当日中に募集状況を確認してご連絡します。「見つけた物件がまだ空いているか確認してほしい」というご相談もお気軽にどうぞ。

まとめ

ポータルサイトは便利なツールですが、表示されているすべての物件が「今すぐ入居できる」わけではありません。

更新日の確認、複数サイトでのクロスチェック、電話での直接確認——この3つを習慣にするだけで、無駄な問い合わせと時間のロスを大幅に減らせます。

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