【2025年不動産売買動向まとめ】4.「平均価格」に騙されるな。東京23区の異常高騰と、郊外の冷え込みが生む「残酷な格差」の画像

【2025年不動産売買動向まとめ】4.「平均価格」に騙されるな。東京23区の異常高騰と、郊外の冷え込みが生む「残酷な格差」

小西 裕信

筆者 小西 裕信

不動産キャリア1年

【2025年売買動向まとめ】4.「平均価格」に騙されるな。東京23区の異常高騰と、郊外の冷え込みが生む「残酷な格差」
連載:2025年不動産売買動向まとめ Vol.4

【2025年売買動向まとめ】
4.「平均価格」に騙されるな。東京23区の異常高騰と、郊外の冷え込みが生む「残酷な格差」

2026.02.12 | Market Analysis

こんにちは。匠エステートです。
連載4回目の今回は、ニュースでよく聞く「首都圏平均価格」という数字の罠についてお話しします。

「東京のマンション価格が上がっているなら、ウチのマンションも高く売れるはず」
そう思っていませんか?
残念ながら、その考えは半分正解で、半分間違いです。
今、東京の不動産市場は、「異常に上がるエリア」と「全く上がらないエリア」に真っ二つに割れています。

1. 23区は「億」が標準?広がる格差

最新データ(2025年実績)を見ると、エリアによる温度差がはっきりと出ています。

東京23区:沸騰中
単価
131万円
多摩・近郊:停滞・下落
東京23区 131.6万円/㎡

70㎡換算で約9,200万円
一般層は脱落し、富裕層・パワーカップルのみが買い支える「別世界」になりつつあります。

多摩・埼玉・千葉 横ばい・下落

価格上昇はストップ。
都心に通えない層の受け皿にはなっていますが、「駅近」以外は苦戦する傾向が鮮明です。

つまり、ニュースで報じられる「平均価格の上昇」は、一部の超高額な都心物件が数字を釣り上げているだけに過ぎません。
あなたのエリアが「熱い側」にいるか「冷めている側」にいるかで、取るべき戦略は180度変わります。

2. あなたが住むエリアの「勝ち方」

この二極化相場で、どう動くべきか。エリア別に解説します。

都心・人気エリア(城南・城西・湾岸など)の方

「今は売り手市場のピーク」かもしれません。
価格は上がりきっており、これ以上上がると買える人が極端に減る(バイヤーズウォール)寸前です。
「まだ上がる」と欲張って持ち続けるより、「確実に高く売れる今のうちに利益確定する」のが賢明な判断と言えるでしょう。

郊外・バス便エリアの方

「ライバルが増える前に逃げ切る」戦略が必要です。
都心の高騰についていけない層が流れてくる可能性はありますが、彼らもシビアです。
「駅徒歩15分以上」や「築古」の物件は、競合が増えると埋没します。
強気な価格で放置せず、相場に合わせた適正価格で早期成約を目指すことが、結果的に一番高く売るコツです。

「隣の駅」でも相場は違う

不動産の格差は、もはや「何区か」という大雑把なものではありません。
同じ沿線でも、「特急が停まる駅か」「再開発があるか」によって、資産価値は天と地ほど変わります。

ネットの「平均価格」を見て一喜一憂するのはやめましょう。
あなたが見るべきなのは、「あなたのマンションの、本当の偏差値」です。

個別具体的な「戦略」を立てましょう。

匠エステートでは、エリアごとの微細なトレンドを分析し、
「今、あなたのエリアで何が起きているか」
「ライバル物件の動きはどうなっているか」
を包み隠さずお伝えします。

「私のエリア」の市場価値を調べる(無料) >