こんにちは。浅草店関原です。
今回は浅草にちなみ銀座線についてのお話です。
・日本で始めての地下鉄
銀座線は着工から約2年たった昭和2年に浅草⇔上野間で営業スタートしました。
当時はものめずらしさから乗車時間が5分(2.2キロ区間)にも関わらず乗るのに2時間
待ちという盛況振りでした。
・延長ができないピンチに救いの手
順調な滑り出しをした銀座線でしたが、やはり地下を掘り進む地下鉄だけあって
建設費が足りません。このまま頓挫か?の時に救いの手を差し伸べたのは
百貨店(デパート)です。お金を出すから入り口に直結する駅を作って欲しいと。
これで資金の確保ができた銀座線は渋谷までつながる事になります。
これにより浅草駅にて松屋浅草店、上野広小路駅にて松坂屋上野店、三越前駅にて日本橋三越本店、日本橋駅にて高島屋日本橋店、銀座駅にて銀座三越と松屋銀座、渋谷駅にて東急百貨店東横店と繋がっています。微妙な位置に駅があるのはこのためです。
・利用者が多い
銀座線は浅草・上野・神田・日本橋・銀座・新橋・青山・渋谷と繁華街、ビジネス街を縫うように走っていますので利用者が多く、運転間隔は朝夕で2分30秒間隔と山手線並みの運転間隔になります。これを緩和する為に作られたのが半蔵門線といわれています。
・延長、相互乗り入れはできない
銀座線は上から電気を取る方式(電車によくあるパンタグラフと架線)ではなく、線路から
電気を取る方式です。他の電車や地下鉄と違うので乗り入れる事ができません。
また、車両、線路幅も昭和2年の基準ですので今と違い小さく作られています。
これも乗り入れできない一因になっております。
銀座線の豆知識はいかがでしたでしょうか?もちろん銀座線沿線も住みやすい町並みになっています。
銀座線沿線のお部屋探しなら是非匠エステート浅草店へ!
地下鉄の事がもっと知りたいなら地下鉄博物館へ
次回の更新ですが浅草を語らせたら1時間は止まらない窪田店長よろしくお願い致します。